私は慣行栽培農家の味方だ!農薬は必要と言っている!

慣行農家から散々に否定されましたが、今でもこの活動はやっています。
まあ、否定されたとしても消費者に否定されたわけではないからかまわないですけどね。
農業で「環境保全」は煙たがられるだけです。

日本の農業はこのまま農薬を使い続けることはできるのか?

コロナやウクライナ侵攻で止まってますが、それほど遠くない時期にあららになっちゃうんじゃないかな?
わかりませんけどね。
ただ、いろいろ耳には入ってきます。まあ、誤情報も多いし、私が言うことではないです。

うりゃんさんはどのように農薬を守ろうとしているのですか?

質問してくれていたので、私の考えを出しておきます。慣行農家からはむっちゃ否定されましたが…

ユーザーニーズです!

だってねえ、私はずっとこれは変えていません。
ユーザー、つまり消費者を味方に付けることであわよくば農薬を残すということを考えていました。

メロンのダコニール磨きで消費者が勘違いする話は私にはよくわかりません。
へえー、昔はそんなことがあったんだ!ぐらいだと思います。ウチのユーザーは皆さんそうでした。

それよりも、ウチのユーザーは農薬が嫌いな人、農薬が苦手な人、化学物質過敏症の人が多くいます。
この人たちにこう言ってもらうのが一番です。

「プリップリの美味しい作物が食べたい!」

「食べたけど平気だしとっても美味しかった!」

「農薬散布してたけどとても気を遣ってもらえて何も問題なかった!」

ウチのユーザーに農薬が嫌いな人、農薬が苦手な人、化学物質過敏症の人が多いのは…
ウチが無農薬のバラ苗を生産しているからです。そして無農薬でのバラの育て方をお教えしてるからです。
必然的に、ご自分がご家族がご近所が、ペットが、農薬に某かがある人たちが集まっているわけです。

その方々に農薬の知識や安全性を解説し、安心して食べてもらえる、農薬散布を受け入れてもらえれば、農家と消費者のとても良い関係が築けます。
農薬が不安だったのに、ウチの農家ユーザーの果物をいっぱい買ってくれる。
これがなによりの安全の証明じゃないかな?と私は思います。
オーガニックでどうこう言われても、消費者の声がはっきり聞こえればそれが一番じゃないかな?と思います。

だから私はユーザーニーズに農家が応えていく事が大事だと言いましたが、まあ難しいことなのかな?

ただ、いきなりユーザーニーズって獲得できません。ここを安易に考えてはいけないんですよね。
ウチも長年やってきて、考えて、苦しんで、そしてユーザーを獲得しました。口先三寸で来てくれるユーザーではありません。

ここからは長いので言うのをやめますが、ユーザーを掴んだからと世界の流れを動かせるわけではありません。
でも、有利に持って行けるんじゃないかな?とは思います。

そうしているうちにどんどん技術を発展させて、気づいたら当たり前に安全じゃないか!ってなるのが一番です。
夢物語ですが…

環境保全が農家にとっては疎ましい存在であるのはわかっています。
でも、環境保全はユーザーニーズです。
暴露の安全性もユーザーニーズです。食の安全もユーザーニーズです。

農薬が嫌いな人、農薬が苦手な人、化学物質過敏症の人は暴露の安全性と環境保全がとても大事です。

まあ、これは私の考えで、それが正解か間違いかはわかりません。
でも、ひとつの考え方で、寄ってたかって批判することではありません。
今回はユーザーがむっちゃ引いちゃいましたが(*^▽^*)まだまだこれからです!

ユーザーニーズに応えてくれる農家をもっと増やしたいですね!