次亜塩素酸水の空間噴霧の話をする前に、私の考え方をまずはご理解ください。
まあ、戯言と言えば戯言かもしれませんが…

チカラで押さえつけたモノはいつかそのチカラを何倍にも増して跳ね返してこようとする

私と長くお付き合いくださっている方々ならご理解いただいていると思います。
生き物と相対するときは、それが人間であろうが獣であろうが目に見えない菌やウィルスであろうが、いずれは跳ね返してくる。
あ、わからなくてもいいです。戯言です(*^▽^*)

理解して欲しいのは、強い効果を狙えば狙うほど、それは跳ね返って来るということです。
目に見えない菌やウィルスでさえ、死滅させようとすればするほど変異したり耐性を持ちます。

この考えは、人間や家畜や植物にかかわらず、感染症予防対策に従事する私たちにはとても大事なことです。
もちろん、非常在にすべき生き物は徹底的に死滅させます。守るためには、たとえ跳ね返されても容赦なく死滅させ続けます。
ですが、常在であるべきモノまでそれをしてしまうと…
常在というのはその環境や条件に見合って存在しています。非常在とは異なります。
ですから、死滅させようとすればするほど変異され耐性を持たれいずれ跳ね返されてしまいます。

農薬はまさにその世界です。
農薬の毒性が病害虫の変異や耐性により殺せなくなったので浸透性のモノなどが次々と出てきています。
毒性が低くなっているので安全に見えますが、実は…これはセミナーでいずれ…

コロナウィルスは、当初は非常在の扱いでした。ですから、皆さんコロナ脳になっちゃったんです。

「コロナウィルスを許すな!壊せ!潰せ!殺せ!」

コロナウィルスに効果があるというのは、こういうコロナ脳でのことになってしまったんです。
壊せ!潰せ!殺せ!、おい全滅しないじゃないか!

次亜塩素酸水の空間噴霧はまさにそうです。
室内を閉め切り、次亜塩素酸水のミストを充満させて、そして浮遊しているコロナウィルスをすべて壊す!壊す!壊す!
もうね、まさに宇宙空間…スターウォーズみたいな脳になっちゃってるんですよね。

いや、そりゃ身体に悪いわ(*^▽^*)

冒頭にもありますように、私は過激なことはやりません。
室内を閉め切り、次亜塩素酸水のミストを充満させて、そして浮遊しているコロナウィルスをすべて壊す!壊す!壊す!
やらないです。

ただ…
こういうイメージのモノがあります。それが蚊取り線香とかのピレスノイド系殺虫剤です。
部屋中にピレスノイド系殺虫剤の煙を充満させることで部屋にいる蚊をすべて殺します。
ピレスノイド系殺虫剤は人間や家畜やペットなどは急性症状を起こさないので安全とされていますが、慢性的な何かで危険だと言われるようになってきましたね。
今は違う成分のモノも出てきました。

次亜塩素酸水の空間噴霧もこの蚊取り線香のやり方と同じように見えますよね?
見てるよね?見てない?いや、見てるでしょ(*^▽^*)肯定派も否定派もそうだと思いますよ!
ここですでに大きな見当違いをしているんです!大丈夫です、ほぼ皆さん間違えています。

いいですか、皆さん!
ここで!
植物栽培、しかもバラ栽培で有機栽培・無農薬栽培を実現させた私の全知全能、神のような知恵を授けます!

蚊って自分で飛ぶじゃないですかあ!でも、ウィルスって浮いて空気の動きに乗っているだけなんで…

これだけです。たったこれだけの現場の事実…

部屋を閉め切って、部屋中に薬剤のミストを充満させて、そして蚊をやっつけるならそうします。
だって、蚊はどこに飛んでいくかわからないし、電気を消したら襲ってくるし、電気付けたら隠れやがるし…
部屋中に薬剤を充満させないと殺せません。

でもね、コロナウィルスは自ら人間に寄っていって鼻から入ろうとしないでしょ?出たり隠れたりもしない。
コロナウィルスにしても糸状菌(カビ菌)の胞子にしても、花粉にしても、PM2.5にしても、自分では飛んでいないんです。
単に浮いている、浮いているということは空気の動きに乗っている。ただ、それだけ…

だから?

そう、逆に言えば空気の動きがあれば浮遊しているモノは勝手に空気の動きに乗っかかってくれます。

空気清浄機は吸い込む風の流れを作って、そこにウィルスなどを乗せてから吸い込みますよね。でも、吸い込むってけっこうパワーが必要なんです。吸い込む量も上げにくい…
結果として機器の価格がムッチャ跳ね上がります。

一方、空気を動かすだけならたいしてパワーは必要ありません。
吸わずに吹くことで機器も安価でOK!簡単に空気を動かせるわけです。

そして!

次亜塩素酸水の空間噴霧というのは空気の動きに合わせてミストを流すことになります。

空気の動いているところにウィルスはあります。だから、そこにミストが流れるとウィルスに当たる可能性はとても高くなります。
さすがのウィルスもずーーーっと浮遊はしないです。空気の流れのどこかに行き着きます。その行き着いた先にもミストが次々と流れて当たっていきます。
これでウィルスが壊れていくわけです。

でもね、次亜塩素酸水のミストがウィルスに当たっただけで壊れるとなると…これ、ある程度の濃度が必要になってきます。
そうなると、化学物質過敏症の人とかもいるし個人差があるので出来る限り濃度は低くして安全にしたいですよね!

だから、次亜塩素酸水の粒子がウィルスに当たって重くなって下に落ちれば…
あとは次亜塩素酸水のミストもやがては引力で下に落ちるから次々と次亜塩素酸水の粒子は下に落ちた粒子に当たっていきます。

濃度で壊さず、幾度となく回数を当てて壊す!

わかるかな?
次亜塩素酸水の空間噴霧って、こういう仕組みなんです。
これを読んでいる人は主婦のガーデナーの方々も多いので、その人たちが理解してたらわからないでは済まないぞお(*^▽^*)
冗談です…

でも、理解はできたけどひとつだけ自信の無いことがありますよね?

次亜塩素酸水のミストを空気の動きに乗せるってどうすれば?

これ、実に簡単!

ほら、天井に向けて強く噴霧してるでしょ?

空気の動きは噴霧器で作れるんです。あとはミストもウィルスも胞子も花粉もpm2.5も、その動きに乗ってくれます。

ジアイーノみたいな吸い込み型、空気を攪拌させる気化式噴霧器もあるから、それはそれでバッチリ!ムッチャ効果が高いです。
ミストをたくさん出すタイプは、天井に向けて強めに噴霧することで空気の動きを作っていくことをしないと効果は出せません。

ほら!
なんか、とっても効果が出せる気になってきたでしょ?

でも、まあ30~40%で見るべきだと私は思います。この30~40%でも感染予防効果ってとても大きいんですが…
「効くのんかあ?」の農薬脳は絶対効かないと許さない!ってなるからねえ…

感染予防対策はパーセンテージの積み重ね!
これを理解してもらうために、バラで無農薬栽培してもらうか(*^▽^*)
冗談です。

まとめますと…

たいしたことではございません(*^▽^*)
現場で起こることをちょっと知ってもらえれば、皆さんなら十分理解できると思いますよ!

最後に、勝手にQ&Aを最後に

小さい超音波加湿器だと効果が出ないですか?

数千円で売ってるやつですよね。効果は出せますよ!効果の大小は別にして…
高い場所に置いて噴霧してください。
たまに作業机の上、床に置いているのを見ますが…効果はグングン減っていきます。

エアコンと併用できますか?

できますよ!
その場合はエアコンの風に乗せちゃいましょう!
これは常連さんにだけしか言ってませんが、エアコンの風の行き着き先にいるとムッチャ感染しやすいので要注意!
浮遊するモノへの警戒は怠らないように!風下注意です。

マスクなんて要らないですよね!

次亜塩素酸水の空間噴霧は浮遊しているモノへのアプローチです。
飛沫はマスクで!
私の考えは、パーティションは要らないけど人と近くでお喋りするならマスクはしといた方がいいよ。強制なんてしないけど…です。

外国ではもう対策なんてやってないのに意味あるの?

対策の意味は個人個人で違います。個人の選択で決めれば良いことです。
強制したり嫌がらせをする方がみっともないことです。
それと、何でも欧米が正しいというのはどうかな?と思いますよ。
日本は衛生管理がとても行き届いている国!感染対策も医療も優れた国!のほうがいいんじゃない?
すくなくとも、日本はとてもきれい好きだし、マナーも良く、外国人は日本に憧れています。