「ふさわしくない同意」というのは、少しわかりづらいかもしれませんで誤解が無いように解説します。

人間は弱い生き物です。
自分に自信が無いとき、負けそうなとき、怖いとき、自分に同意してくれる人やモノを欲します。
Twitterはまさにその典型、Twitterだからその動きが目に見えてわかります。
「いいね」はまさにその通り、自分の意見や主張がこれだけの人に支持されているんだと示す数字みたいになっています。

学校や部落のイジメなどもその典型です。
イジメは数を形成し群れを成して行われます。それがエスカレートして常軌を逸し。犯罪にまで及ぶことになります。

もちろん、同じ思いの人や同じ志の人たちが集うのは良いことだと思います。
しかし、そこにはモラルも当然ながらあります。

私は私側である人たちにはいつもこうお願いしてあります。
「私は言い争う場面がどうしてもあります。そういう場合は参戦もしくは同調は心の中だけでお願いします」
これは、私側からの個人攻撃やイジメになるようなことを絶対に起こさないために皆さんに協力してもらっています。
こういう場合で意見したいときはDMでお願いしています。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎し!

意見が違ったり言い合いになったり、ときには喧嘩になることもあります。
でも、だからと人としてみっともないことをするのは慎むべきです。
同調気運を作り、同調圧力、同調行動となり、みっともないことがやがて悪意に変わっていきます。
イジメや誹謗中傷はこうやって生まれてくるモノだと私は思っています。

ただ、私も弱い人間です。
この間の有機栽培農家との言い合い程度なら、別に同調など求めません。
しかし、2年前の次亜塩素酸水批判ではかなり悩まされ、追い込まれていました。

私に対してのことであればべつにかまわないのですが、現場の弱い人たちに悪意が向けられたことでかなり厳しい状態となりました。
そして私は、ふさわしくない同意をすることで乗り切ろうとしました。
それが今回の誹謗中傷にまで繋がっています。

私は医師の方が書いた次亜塩素酸水の危険性を示すパンフレットに対して反発していました。
もちろん、これはウチのユーザーや関係者も同じ意見でした。
私らの同意はパンフレットの内容への反発であり、しかしながら医師の方への個人攻撃などはまったく望んでいません。
逆にそういうのが大嫌いな人たちが集まっています。

しかし…あの2年前は医師の方への個人攻撃を容認はもちろんしていませんが、何も言いませんでした。
パンフレットの内容を封じ込めるために医師の方に個人攻撃していたのは知っていましたが、現場で弱い人たちを守っているという思い上がりのほうが強かったので止めることはしませんでした。
ですから、私も医師の方への誹謗中傷に加担していたのと同じ事になります。

また、これはべつに言わなくても良いのですが、自分の正当性を出すためにやっちまった話を笑い話にしてもらえればと思います。

「クレベリンが効くなら私は農業ハウスの真ん中に置いときます!」

コロナ以前では豪語していた私…
しかし、次亜塩素酸水の空間噴霧が批判され続けると…

「クレベリンを使って感染対策することは決して悪いことではない!」なんて言っちゃいました。
この手のひら返しの発言でウチのユーザーからは怒られました(゜´Д`゜)

悪い人じゃないのに…

私は対象の男性は決して悪い人ではないと思っています。
正義感が悪い方向に向かってしまい、そしてそうさせてしまったのは私の同調によるモノでもあります。
「いいね」はしていませんが、2年前はしていたかもしれません。自分の弱さに恥じています。

私は誹謗中傷は裁かれるべき、同調も裁かれるべきだと考えています。

医師の方はとても耐えてくれていました。私が言うまでもなくわかっていてのことだと思います。
でも、どこかで止めなければいけません。

世の中には誹謗中傷を繰り返し、イジメに加担する人はいます。
そういう人は見ていればわかります。
こういう輩はとてもずるがしこく、加担してはすぐに去って行きます。
私はこういう輩こそ厳しく裁かれるべきだと思っています。
「ああ、あの人ね!」
こういう人を受け入れない強い意志を持てる人が増えれば、誹謗中傷やイジメは減ってくる!はず…
すみません、理想だけかもしれません。